時間の流れ
時間の流れ
あなたがたが考えつく限りのすべてのものを、
すなわち、
善も悪も、美も醜も、真も偽も、
ありとあらゆるものを包含しつつ、
時間というものは流れているのです。
あの天の川の流れのなかに、
さまざまな星の生命が光っているように、
時間の流れのなかにも、個人の人生のすべての要素が、
あるいは、
人類の歴史のすべてが、
一切合切が含まれているのだと言えます。
もし時間の流れというものを、
手に取って眺めることができるならば、
多くの人々は、おどろくでしょう。
時間の流れという細長いチューブのなかに、
ありとあらゆるものがぎっしりとつまっていて、
まるで、見て下さいと言わんばかりにひしめき合っている。
その姿に、びっくりするはずです。
私は単なる比喩を言っているのではありません。
あなたがたが実在界に還れば、
そこには、「アーカーシャーの記録」(アカシック・レコード)というものがあります。
そして、それを読み取る力のある人が見れば、
人類の歴史は、まるで手に取るがごとく分かるのであり、
また、ほとんどの人は、人類の秘史におどろかされるはずです。
(『黄金の法』第1章より抜粋)
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